tonumber

値を数値に変換する

tonumber (e [, base])

説明

引数 e を数値に変換します。e が既に数値であるか、数値に変換可能な文字列であれば、その数値を返します。変換できない場合は nil を返します。

オプションの引数 base は、e を解釈する際の基数を指定します。基数は 2 から 36 までの整数で、デフォルトは 10 です。基数が 10 を超える場合、文字 'A'（大文字・小文字問わず）が 10 を、'B' が 11、...、'Z' が 35 を表します。基数が 10 の場合、小数点や指数表記が利用できますが、他の基数では符号なし整数のみが受け入れられます。

サンプルコード

print(tonumber("10"))  -- 10

この例では、文字列が数値に変換されます。

LuaJIT独自の拡張

組み込みの文字列から数値への変換を使用します。

互換性

• Lua5.1

関連項目

• tostring