ctype

ffi.newやffi.castなどで使用されるC型を定義する

ctype([nelem], [init...])

説明

ctype は、ffi.typeof() で定義されたC型を使って新しい cdata オブジェクトを作成するための構文です。ffi.new と同様の動作をしますが、型を事前に定義して使用することで、特に同じ型のオブジェクトを多数生成する場合にパフォーマンスが向上します。

補足

• 既に定義された ctype を使用することで、ffi.new を呼び出すたびに型を解析する処理を省けます。

サンプルコード

local ffi = require("ffi")

local ctype_int = ffi.typeof("int")
local int_val = ctype_int(42)
print(int_val)  -- 42

このコードは、ffi.typeof で取得した ctype を使用して整数型のオブジェクトを作成します。

互換性

• LuaJIT

関連項目

• ffi.new
• ffi.typeof